RSSIの適用範囲の設定による屋内測位の誤差削減
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- ラベル: CDSL-TR-102
- 公開日: Jul. 21, 2022
- 更新日: Jul. 21, 2022
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屋内で位置測位をする場合,机や棚といった障害物や人が動くことによる電波の反射,減衰により正確な位置の取得が困難である.また,電波干渉によっても電波の揺らぎが生じ測位誤差が発生する.本研究では,フィンガープリント法を用いて屋内測位を行う.学習フェーズでフィンガープリント法を用いて取得したRSSI の適用する範囲を設定する事によって,測位した際の誤差削減を目的とする.範囲の設定は,総取得回数に対するRSSI の種類の平均を算出し,その回数未満のRSSI を除外することで行う.本研究の評価方法は,適用する範囲設定のパターン比較と,提案適用前後においての測位誤差の比較で行う. ...