太陽光発電とバッテリーを使ったIoTデバイスの動的なデータ送信よる省電力化
- 著者:
- ラベル: CDSL-TR-025
- 公開日: Jul. 31, 2020
- 更新日: Jul. 31, 2020
- ダウンロード数: 0
外部電源に接続されていないIoT デバイスでは現状, 1 次電池を用いて駆動しているのが一般的である.しかし1 次電池は使い切りの目的が前提となっており再充電が行えず電池残量がなくなった際は電池交換をしなければならず人的資源の確保やユーザへの負荷が大きくなってしまう.その問題を解決するために本研究では太陽光発電と2 次電池を用いたIoT デバイスの電力管理手法を提案する.この手法では,発電量や2 次電池の残量, デバイスの消費電力から動作を継続的に持続させるためにスリープやネットワークへの通信を自動的に制御する.またその際に発生するセンサーデータの送信ができない場合や応答がない場合におけるユーザとの対応手法についても併せて言及する. ...