加速度センサを用いた距離推定の誤差を倍率補正
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- ラベル: CDSL-TR-132
- 公開日: Jan. 16, 2023
- 更新日: Jan. 16, 2023
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現在,世の中で使われている距離推定では,GPS を使用したものが多い.加速度センサを用いることにより,GPS の届かない場所での距離推定を行える.加速度センサから時間積分することで速度を求められる.さらに速度に時間積分することで移動距離を求められる.しかし,加速度センサの感度,IoT デバイスの設置方法,歩き方によって距離推定に大きな誤差が生じる.そのため提案方式としてセンサの状況や環境を考慮するために学習フェーズにより補正を行うための倍率を決定する.また,歩行時と停止時の認識をするため,加速度センサから得られた値の分散変化を使用して行う.実際の距離が数10[m]になっても,距離推定の誤差が約3[m]の精度結果を示した. ...