感染症対策の為の自己申告症状データを用いた簡易診断システム
- 著者:
- ラベル: CDSL-TR-045
- 公開日: Feb. 15, 2021
- 更新日: Feb. 15, 2021
- ダウンロード数: 0
2020 年から2021 年3 月にかけて,COVID-19 が収束していない. 原因の一つとして,無自覚感染者が人の密集した場所に行くことによってクラスターを発生させるからだ.そこで今回は密になった場所に行った人,咳や頭痛や筋肉痛や味覚症状や下痢や倦怠感や嗅覚異常が有る人たちを対象に自己申告フォームを入力してもらい,症状別に外出自粛を促す指示を通知することを提案した.このような対策をすることで,個人の症状を把握することや,感染の疑いがある人に対して適切な指示を早いうちに行うことが可能になる.このことでクラスター防止に貢献することが出来る.使いやすさについてアンケートを行った結果,一番使いやすいのがCOCOA でその次に使いやすいのが,提案した自己申告フォームだということが分かった.しかし,アクセスの容易さや,即時に外出自粛を促す指示を行う点においては,私の自己申告フォームが有用である. ...