サウンド検出センサを用いたマイクの自動調整

近年, オンライン上でのリモート会議が多くなっている. 特にIT 企業では在宅勤務がほとんどであり, オンライン上で社員同士コンタクトを取るのが当たり前になっている. リモート会議にも色々な方法があるが, 今回問題として挙げた事例は多人数で1 つのマイクを使用する際, 発言者がマイクから遠い場合声を拾わない問題である. そのためマイク付きのサウンド検出センサ(FC-04) とESP32 を使用して発言者の声を拾いやすくする. 実験方法としてサウンド検出センサを8 個を円周上に等間隔で土台に取り付ける. サウンド検出センサには無指向性マイクが備えられており, 発言者の声を入力することができる. その音声をESP32 に送り発言者の声が最も大きいセンサ以外のセンサを全て遮断することで, 無駄な音声や雑音が少なくなる. さらにセンサから読み取った音声を高速フーリエ変換を用いて雑音の除去を行い, さらに声が拾いやすく, ユーザに発言者の声が聞き取りやすくなることを実現する. ...