マイクロサービスにおける適切なアラートの設定
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- ラベル: CDSL-TR-124
- 公開日: Jan. 15, 2023
- 更新日: Jan. 15, 2023
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EC サイトのデモアプリケーションSock Shop はマイクロサービスで構成されている.サービスに問題が発生した場合,状況を素早く認知するためにマイクロサービスでは監視を行う.アプリケーションの規模と複雑さが増大するにつれ,監視する必要のあるリソースの数,種類が増加する.処理しきれないリクエストが発生した際に,イベントログが膨大になる.アラートの条件を適切に設定しなければ,無駄なアラートにより,管理者は適切な判断を下せない.これを解決するために,各サービス間の応答時間3000ms 以上とサービスのメモリ使用率80%以上を条件とし,アラートをするソフトウェアを提案した.実験としてSock Shop が公開している負荷テストシナリオを基に負荷テストを行った.適切にアラートが出されるか,どのようなエラーに対応できるかを検証した.実験の結果,アラートは適切に出されていた.また,アラートが出されている時刻に503 エラーを確認した. ...